安藤泉、井上なぎさ。その２

鍛金彫刻探訪その２です！


工房の外には安藤泉さん井上なぎささんの作品が展示されていたり、制作に使われた模型などが↓

鍛金ダチョウ!!!???

ダチョウが走っている向こうの白い扉…。
金属動物達が初めて外界へと出る扉です。

安藤さん工房の『当て金』↓

僕の使っている道具は、左の丸太に刺さっているのより小さいくらいです。
作品が巨大なら、道具も巨大！（売ってないから、きっと手作り？）

カナヅチ↓

花瓶の制作でさえ、鍛金は数万回叩くと言われる技法。
巨大な動物達を産むカナヅチは、、、グリップが普通では無い感じ。
きっと普通の柄では、巨大動物には立ち向かえないのです。

見上げると、、、制作時に作品を支えておく為の沢山のチェーンと共に、



針金で出来た動物の頭↓

初めは何分の一かの粘土模型やスケッチや金属模型、次に実物大の図面、次に針金の模型、次にやっと本制作に入るんだとか。
で、針金動物は本制作途中に分解され、頭だけ残るそうです。

こちらは『小さい』作品↓

小さい、、、といえども、僕の『大きい』作品より小さくはない(笑)
写真の角度では見えませんが、ペンギンは実は『喋るペンギン』です。
動物達に何か語らせたい…ペンギンに限らず、安藤さんの動物達はそういう雰囲気を持っています。

後ろにいるのは、合流したユクリテのお二人。
（この写真の時点ですでに、入り口のダチョウを見てから四時間が経過。
…ここからさらに二時間ほどお邪魔してました(^_^;)）


奥さんの井上なぎささんの工房は、すぐお隣にあります。

それはまた次回に～！

つづく。