『ストリートミュージアム（仮）』という活動

先日のラシック出展で楽しみにしていた事…


行き帰りの金山駅のボストン美術館側の広場で『ストリートミュージシャン』を観る事です。



最近少し思うところがあって、、、
それは、
『日本人ってアートを楽しむ習慣が薄い』とか『工芸って敷居が高いように感じる』とかナンダトカいう話に対して、
僕らは何かできないのかなぁ…と思うこと。


ギャラリーにせよクラフトイベントにせよ催事にせよ…既に興味ある人が多く来る訳で、、そうでない人にも何かを訴えるのは難しいと思うのです。



『個展ってつまんないのね…』
鍛金で屋外彫刻を作る作家さんが言っていました…
『屋外彫刻ってね…凄く沢山の人が見てくれるんだよ』と。


ただ通り過ぎる人も、足を止める人も、触ってみる人もいる…それが凄く楽しいと。



『ストリートミュージシャンって、屋外彫刻みたいだ』
…と、最近思うのです。


屋外彫刻を設置するなんて、ぺーぺーの柴田にはまだまだ難しい話ですが…


例えば、
オブジェひとつ持って電車に乗って…駅に現れて…
広場の植え込みの端で…何気なく鍛金を始めるとか！

突然意味なく作品展示してみるとか！

…そういうのなら



やれそう。


お金とか宣伝とかなら今までのやり方で頑張ればいいのだけど。


そんなんじゃなく、もうちょっと純粋素朴な事をしてみたい。
誰にでも出来て自分でなくては出来ない事をしたい。



路上イベントや露天じゃなく…

ただいきなり現れて、まるでギターケースを開けるように鍛金実演とかしてみたい、、、、、

何のためでもナシに。




楽しいんじゃなかろうか？

今よりピュアになれるんじゃなかろうか？

今よりモノ作りが、道行く人々に近いものになるんじゃないだろうか？




もちろんすぐにはやらないけど。

ずっとやらないかも知れないけど(笑)




ストリートミュージシャンとか、ストリートパフォーマー、ストリートマジシャンみたいに…

『ストリートミュージアム』と呼ばれるものにならないだろうか？



きっと、

やらないな(笑)



けっこう勇気いるんだよね…ストリートで歌歌ったりギター弾くのとか。

尊敬します。

本気で自分を叫べる君たちを…

（東京サーカスは日々、ニューヨークの路上で裸で笑いを届けている。凄いよね）